これは見える人にでないと、何を言っているのだ?ってことになるので、まあそういう前提でお話しますと、
例えば妖怪に対して作用する御符を持ったとします。
見える人にはその存在の姿・形が見えるので、そういう御符をその人が手に入れたと・・・。
でも、その妖怪に対して、作用するどころか、妖怪に何の変化も見えないように見える場合。
そんな時は、その人に見えていたのは妖怪ではなかったか、もしくは御符が妖怪に効かないものだったかのどちらかになるでしょう。
でも、それはその人にはどっちなのかがわからない。
見えている姿・形は妖怪だったとしても、それはそういうふうに見えているだけで、実際・実態は妖怪とは違う性質の存在だったという場合もあります。
見えているのだから、それはそういう存在だと安易に決めつけてしまうと、最初から対処方法が誤って進むことになります。
どのような姿・形に見えていても、それが実際は何なのかという真実は、見えるよりも実は大切なことだったりします。
妖怪が悪さをしてきていて、からだに変調を及ぼしていたり、日常がひどい展開に持っていかれている場合、そこまでやられている場合は、見えているものは仮の姿を見せられているだけで、実は・・・という場合も案外多いものです。
見えることだけが真実ではないということ、これ、霊障対策で大切な視点になります。
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